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昨日の試合9回裏に追いついたものの延長戦の末競り負け、後がない早稲田。
この大事な試合の先発を任されたのは髙梨雄平(スポ2)。髙梨は1回裏に慶應の4番山﨑錬に本塁打を許すも6回を投げぬき失点はその1点だけと、プレッシャーを物ともしない投球で勝利に貢献した。
打っては4回裏の中村奨吾(スポ2)の満塁本塁打など3本の本塁打を含む11得点。昨日とはうって変わって順調に打線が続いた。11－4と二ケタ得点での勝利である。
―4年生が底力を見せた。
主将佐々木孝樹(スポ4)は昨日の試合での負傷から欠場。主将佐々木が抜けたチームで4年生達が奮起した。
まずは杉山翔大(スポ4)。初回に早速先制のソロ本塁打。
7回表には2死3塁の場面から代打で出場した髙橋直樹(スポ4)が本塁打を放った。
もう一人の副将地引雄貴(スポ4)も2本の犠打を決め、2塁打を放つなど打線をしっかりとつないだ。
もう一つの本塁打、4回裏に慶應を突き放す満塁本塁打を放ったのは1番中村。若干2年生ながら、試合を重ねるにつれ頼もしさは格段にあがっているだろう。
早稲田は合計11得点、終わってみると慶應の投手5人を登板させる結果となった。
先発髙梨から引き継いだのは丸山達也(スポ3)。慶應に3失点こそするが、味方の大量援護もあり抑えとして3回を投げぬいた。
今日の試合は二ケタ得点で勝利した早稲田。今日はある程度の得点差があったが、明日の試合は一つの守備ミスが命取りとなることもあるだろう。
一球、一球を大事に、気を抜かずにプレーすればおのずと勝利は近づいてくる。
「完全優勝」まであと1歩である。
関連URL
早稲田大学野球部公式サイト
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